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デスピサロなんて目じゃないぜ

みなさん、こんばんは。

先日マビノギにINした際、ギルドに新入りさんが入っていたので軽く挨拶しました。

なんでもまだ中学生らしく、ネットゲームはもう一部の大人の娯楽でもなくなったんだなと

今更のように思った次第です。

さて、管理人の子供の頃・・・小学生時代にはネットゲームなどあろうはずもなく

ちょうどFCからSFCに移行しようとしている時期でした。

この頃のゲームというのは上記とは逆に、ゲームなんて子供の玩具に過ぎないという認識が

一般的だった時代で「ゲームすると頭がバカになる」等々のバズワードが

まかり通っていた冬の時代でした。当然、親もゲームに金を出してくれないので

ソフトはクラスのみんなで貸し借りしながら融通していたものです。

とはいえ、いくら貸し借りしたところで所詮小学生の銭闘力。500円/月の小遣いでは

ビッグタイトル一本買うのに一年節制という長丁場です。

なので、結局金を使わない娯楽を各自探す羽目になるわけなのですが

その頃にはたった500円でゲームが一本出来る魔法のような本がありました。

みなさん、ご存知でしょうか?そう「ゲームブック」です。



スペクトラルドラゴン最強伝説



ユニコーンに変身して、シェイナで即死した人挙手 ノ
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ゲームブックとは何か?という説明は割愛。こちらをどうぞ。



「モンスターの逆襲」はSF作家としても有名な山本弘氏の作品で、自分にとって最も

思い入れの深いゲームブックの一つです。ご存知の方も多いかと思いますが

ゲームブックというのは本当頭を使うんですよ。要所要所に凶悪な謎がいくつも散りばめられていて

それが解けないと即死亡あるいは最重要アイテムが入手できなくて、その先に進んでも結局

クリア不可能になってしまいます。

当時、小学生だった自分は謎が解けなくてほとんどのゲームブックを途中で頓挫していた中

この「モンスターの逆襲」はそれほど難解な謎がなく、クリアすることが出来た数少ない

ゲームブックの一つです。



さて、この「モンスターの逆襲」ですが、タイトルのとおりモンスターが主人公になって

人間に復讐すると言う内容で、これは当時他のゲームブックでも類を見ない発想でした。

結構単純な発想だと思うんですが、誰も使わなかったのは発想力が貧困と言うより

モンスターを主人公に据えるメリットがあまりなかったんでしょうね。

同時期に出た「モンスターの誕生」もモンスターが主人公の内容でしたが

こちらの方は6ゾロで即死攻撃という特典こそありましたが、あとの能力は従来のFFシリーズと

同じで、知能がないため無自覚な行動に出る以外は変わりはありませんでした。

がしかし、逆襲の方はモンスターが主人公であることをゲームシステムそのものに

組み込んだ画期的な作品だったのです。



留守中に村に来襲してきた4人の冒険者に村中を根絶やしにされ

財宝を奪われてしまった主人公のゴブリンが、その4人の冒険者に復讐をするために

冒険の旅に出るというストーリーで、ゴブリンを人間、人間をモンスターに置き換えれば

そのままティルズオブファンタジアが始まりそうなオーソドックスな導入でした。

ドワーフと違って金品工芸品を作成する能力のないゴブリンのこと、盗まれた財宝だって

元はどうせ人間から略奪したものだろうから、実は自業自得なんじゃないかという気もしますが

今更そんなことを言い出しても仕方ないので、この財宝はかってゴブリンの英雄達が

麓の山に潜むドラゴンを退治して手に入れたものだったということにしておきましょう。

どんなドラゴン&ゴブリンだよ、そいつらは。



私、人間を倒します。必ず倒します!



さて、いきり立って冒険の旅に赴いたゴブリン君ですがのっけから我が身の非力さを嘆きます。

嗚呼、なんで自分はこんな非力なゴブリンなんだ。これでは人間達に復讐できないじゃないか、と。

じゃあ旅なんぞ出ないでクソして寝とけ、と言ってやりたいですが、ファンタジー世界の

キングオブザコことゴブリン君ですから色々と溜まっていたものもあるんでしょう。

所詮、ゴブリンの村を襲って財宝を掠め取る程度の冒険者なら、非力なゴブリンでも

智謀次第でなんとかなりそうな気もしますが、このゲームは実は終盤で単身サイクロプスや

デーモンと戦闘するスパルタンな展開になるので、この時のゴブリン君の心配は結果的に

正しかったと言えます。

ここで、ゴブリン君の頭に閃いたのがかって村のシャーマンから聞いた神秘の財宝

「黒いヒスイ」のお話。この財宝はなんと、モンスターをより高次元な種族に進化させる力を

持ったとんでもないマジックアイテムなのです。(しかも複数個存在)

シムアースで言うとモノリス。女神転生で言うと精霊合体みたいなものですね。

ただし、一応制限があって今の種族と近しい形態の種族にしか

進化できないことになっています。例を上げて言うと

ゴブリン → ホブゴブリン、オーガ

リザードマン → バジリスク、サラマンダー

のような、ちょっと上位機種に互換するような進化は大丈夫ですが

ゴブリン → ドラゴン、フェニックス

みたいな、突然変異的な進化はムリと言うことですね。まぁ、当然の設定です。

そんな「もょもと」みたいなことをされたら山本弘もたまりません。



つまるところ、ゲーム中に散らばるこの黒いヒスイを出来るだけ沢山集め

より強いモンスターに進化して、ボスを倒していくのがストーリーの根幹になってきます。

最終的には、最強のモンスター「ドラゴン」種に進化して冒険者達を倒し

ついでに旅の途中で発見したドラゴン族の王女(上の写真の女の子。真の姿はドラゴン)を

救出して、竜の王国で平和に暮らすのがハッピーエンドです。

しかし、つい先日まで棍棒を背負って家畜を襲ってたような奴がドラゴンの王として

うまくいってやけるんですかね。息子を見守る父親の心境でエンディング後のゴブリン君が

心配になってきます。

フェニックスやデーモン・ジンあたりに進化していると、こんな下らない世界に興味ない

とばかりにより高次元な世界へと旅立つエンディングも用意されており、これも好きでした。



あのひ弱だったゴブリン君が・・・感無量です



本作では、この色々なモンスターに進化できる、というシステムをゲーム内における強さとして

だけでなく、ストーリーにも上手く転換しており、例えば同じ冒険者を倒すにも

リザードマンやホブゴブリンだと力押ししか出来ないところを、人間に進化していれば

だまし討ちが出来たり、強いからといってアンデッドに進化していると、冒険者の一人である

僧侶のターンアンデッド攻撃に耐えられないので絶対詰んでしまうなど、罠進化も満載。

舟にのって逃げた冒険者を追うには、空を飛べるモンスターか水を進めるモンスターに

なっていないとダメなので、サラマンダーで海にダイブすると当然即死です。

即死属性の石化攻撃が強力だからといってバジリスクでぶいぶい言わせていると

唐突に鏡の盾を出されてこっちが即死です。

あとは、ユニコーンに進化してしまうとシェイナという清らかな乙女と相対したところで

一目惚れしてしまい、そのまま忠実なペットとして復讐を忘れ幸せに生きていく

というエンディングもありました。なかなか味のあるエンディングでした。

詳しい進化フローチャートはこちらのとおりです。



50種類以上のモンスターをプレイすることが出来、かつ種族ごとに多様な道筋があって

非常に自由度の高い作品でした。一番の難所はおそらく最初の進化で

ゴブリン → ホブゴブリンが実は罠進化だということに尽きるでしょう。これはズルい。

最強のドラゴン種が6体あって、それぞれ

トリトン → ブルードラゴン

ワイバーン → ブラックドラゴン

ホワイトドラゴン → フロストサラマンダー

ナイトメア → グリーンドラゴン

ドラゴニー → ゴールドドラゴン

からしか進化できないという設定もよかったですね。

5本の首を持ち、しかもそれぞれが違う属性を持つという「僕の考えたドラゴン」みたいな

究極のドラゴン「スペクトラルドラゴン」は、発見が非常に難しい(というか一本道)な分

見つけたときは感無量だったものです。

本作はこうした独創的なゲームシステムの反面、謎は簡単で、ストーリー的にかなり甘甘だったり

当時のゲームブックにしては珍しくコミカルな感じのイラストを採用しており

ガチンコのゲームブックユーザーは邪道と思ったのかも知れませんが、自分は完璧に完璧を

追求したものよりも、こういう「遊び」を幾分か残した作品の方が好きです。

硬すぎる岩はえてして脆いもの。



TRPGの台頭、コンピュタゲームの発展により、今ではすっかり廃れてしまったこの

ゲームブックですが、近年になってその作品性が再評価されつつあり

創土社から「パンタクル」を初めとして過去の名作がいくつか復刊されています。

秋の夜長のお供に、たまにはこんな本もいかがでしょうか?



夜叉にはホッケ縮劣拳で鉄板



追伸:鈴木直人神のドルアーガ三部作やパンタクルの話もしたかったですが

尺の都合で後で書くことにします。マイナーすぎて知らない人にはなんのことだか

さっぱり分からないであろう話題でしたが、もしゲームブックについて思い入れのある方が

いましたら、是非コメントをどうぞ?。お待ちしています。
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