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るろうに剣心「伝説の最期編」を見てきました

「るろうに剣心 伝説の最期編」を見てきました。

伝説の最期

正直言うと、結構普通というか予想通りの出来。
原作でも京都大火以降は志々雄のアジトに呼ばれて、永遠とバトルバトルが続く展開なので
新しいキャラが出て物語がどんどん動いていくような京都大火編みたいな楽しさはなくて
実写映画化するのはちょっと難しい展開だったかも知れない。

るろうに剣心の京都編は、具体的に言うと
第48幕「蘇る狼」(格好いいタイトルだ!)から始まって、第151幕「IN THE BLUE SKY」(失笑)で
終わるので全部で104話構成。京都大火編が第102幕「京都大火(後編)」までなので
残る40話はほぼ安慈戦・宇水戦・蒼紫戦・宗次郎戦・志々雄戦(あと葵屋襲撃)だけ。
これをそのまま実写化したら、暴れん坊将軍の最後の5分を2時間に渡って見させられるようなものよ。

そう考えると、映画前半で煉獄が生き延びたのも納得。
煉獄生存からの政治闘争劇勃発というオリ展開で間を持たせないと、娯楽映画として成立しませんもんね。
そのせいで伊藤博文内務卿閣下はひどい風評被害を受けた気がするが、そこは目を瞑ろう。

というわけで、前回と同じく改変部分を中心に感想でも。
といっても、ほとんどオリジナル展開だぞこれ。

■前回「京都大火編」のレビュー
http://isinohune.blog13.fc2.com/blog-entry-612.html



九頭龍閃
恵まれた試験用奥義からクソみたいな最終奥義

●奥義会得(※ただし九頭龍閃は除く)
原作では、京都大火の前に済ませていた奥義習得イベントですが、映画では浜辺に打ち上げられたあと
うらぶれた山荘で福山雅治と修行することになります。
原作では、まず九頭龍閃を習得し、その九頭龍閃を破る唯一の技として
真の奥義「天翔龍閃」を会得するという展開でしたが、いきなり天翔龍閃の伝授から入る二人。

某聖杯大戦争にもパクられ、ぶっちゃけ天翔龍閃より人気のある九頭龍閃ですが
一撃必殺の斬撃を同時に9回放つという絵柄があまりにも非現実的だったためか
九頭龍閃の存在自体が抹消。残念だけど仕方ないね。
ネットを見ると、のちに蒼紫戦の最後で見せた乱撃が九頭龍閃では?という意見もありますが
やはりここは回避不能の九重同時攻撃だからこその九頭龍閃と言わせて貰いたい。
あれは龍巣閃ということで一つ。

●堕ちたな…
前作のラストで海に落ちた薫ですが、特に問題もなく付近の親切な漁師に拾われて
医療機関に運ばれていました。修行後の剣心とも無事再会。
これ何の意味があったんだ?と思ったけど、ただの後編への「引き」だったと思われる。

倍返しだ!

●男・志々雄、葵屋は襲撃しない
原作では、剣心・斉藤・左之助をアジト(比叡山の麓らしい)に呼びつけておいて
手薄になった葵屋を残りカスの十本刀で襲撃するという
策士っぷりを披露した志々雄様ですが(立案は方治だけど)、実写版では襲撃せず。
煉獄に乗って悠々と東京を目指してるから、京都なんかに拘る必要もないですしね。
そもそも原作版の悲運の参謀・佐渡島方治ならともかく、実写のキチ○が爪を剥がして
そんな献策をする絵面は全く想像できないんだよなぁ…。
っていうか、方治役の人って「半沢直樹」の近藤直弼役の人だったのか…。随分元気になったな。

問題のシーン
見取り稽古て…。

●ヒロインとモブ
葵屋襲撃がなくなったので、女子供に秒殺される精鋭・十本刀(笑)は存在せず。
これは嬉しい改変ですね。謎の弥彦ageはなし。
本編でも明らかにキャラ付けの薄い下位十本刀の一斉廃棄セールだったし。
ちなみに、原作者の和月伸宏的にも、元々は5人ぐらいの予定だったけど
字面がいいので十本刀で十人にしたらしい。思いつきで決めると後悔するいい例だ。
その反省を活かしてか、次の「人誅編」では5人構成(+縁)で万全の構え。
でも致命的にキャラに魅力がないんだよなぁ…。

●生足prpr
実写版のヒロイン巻町操。
当映画ではその魅力を存分に伝えるためか、例えば翁を介抱するシーンでも無駄にローアングルで
土屋太鳳の生足を接写してから肩口に向かってアップするという謎のカメラワーク。AVのイントロかな?
ここに限らず、操の生足に妙な拘りを感じました。いいぞもっとやれ。
ただ、後編は操の活躍が全くないんだよなぁ…。いい役者だけに残念。
葵屋襲撃はなくなって良かったけど、操の殺陣はもうちょっと見たかった。

●首脳会談
ここからはほぼ映画オリジナル展開。
煉獄で悠々と東京・浦賀に渡った志々雄一派は、海上から東京を砲撃し政府を恫喝。
堪らず出てきた伊藤博文内務卿閣下と浜辺で首脳会談。
「剣心を差し出せば国盗りを止めてやる」という非道の作戦を提案。
幕末の動乱を駆け抜けてきた鉄血の志士・伊藤博文がこんな脅しに屈するわけが…。

次の日、早々に高札に掲示される剣心の人相書。
男・伊藤博文、悪党の恫喝に速攻で屈する。

数少ない良心である警視総監から「志々雄の恫喝に屈するのですか!」と迫られるも
「そう簡単には捕まりはすまい。それまで時間が稼げるわ」と、恫喝に屈したくせに何故かドヤ顔の内務卿。
カツアゲされたくせに、靴底に隠してた千円札を取られなかったから勝利宣言する中学生みたいだぁ…。

●蒼紫戦(及び翁死亡)
一路、東京に向かう剣心を待ち受ける四乃森蒼紫。
原作では志々雄のアジトで書斎に篭ってますが、実写では山道での戦いになります。
前回でも説明したとおり、御庭番衆編がないのでいまいち存在意義が薄い一戦ですが、まぁともかく。
操が背後から苦無を投げて、それに怒った蒼紫が操の腹に本気キックをかます田●陽子激オコ必至の
オリ展開もありましたが、実写版・陰陽撥止(ただし一刀)も見れてひとまず満足。

原作では、回天剣舞六連にカウンターの天翔龍閃で決着しますが
真の奥義をこんな雑魚に使ってられるかとばかりに、まさかの雑魚狩り専用技「龍槌閃」が決め手となり
蒼紫に勝利。漫画では正直微妙な技ですが、実写化して頭からダラダラ血を流す
登場人物を見るとメチャクチャ痛そうな技だなと思った。

あと、この戦いで翁が死亡。
なぜ殺したし…と思ったけど、真人間に戻るイベントとしては割りと自然な流れだった。

●剣心、捕まる
蒼紫を退け、東京・神谷道場に戻った剣心。
高荷恵を出迎えられるが、そこに警官隊が現れ捕縛される。
剣心の圧倒的オーラに気圧されて恐る恐る捕縛されると思いきや、背中に飛び蹴りを食らってて吹いた。

●内務卿閣下の憂鬱
警官隊に連れられ、伊藤博文内務卿閣下と対面する剣心。
志々雄を野放しにすると、明治政府の暗部(幕末の暗殺稼業)が明らかになるので
「お前には生贄になって貰う」と悪びれもせずに剣心に宣う内務卿閣下。
志々雄の恫喝に屈してからしばらく時間があったはずですが、どうやら無為無策だったらしい。
男・伊藤博文。稼いだ時間は無駄にする。

しかし、剣心は「志々雄に近づければ勝機はある」と提案。
そりゃまぁせっかく奥義を会得したのに、帰って早々に処刑されたんじゃ
なんのための奥義習得イベントだ、って感じですしね。エア●スじゃあるまいし。

それを聞いて「では貴様に花道を用意してやろう」と偉そうな伊藤博文内務卿閣下。
強気に屈し弱きをくじく政治家の鑑である。

●市中引き回しの上斬首刑に処す
拘束されたまま馬に乗せられ、処刑地まで引き回される我らが主人公・剣心。
処刑地の海岸には方治以下、十本刀の下っ端が勢揃い。
上位の精鋭(宗次郎・安慈)は煉獄にいて、志々雄の代わりに方治が雑魚共を引き連れて
処刑の検分に来たらしい。(あ…察し)

要人暗殺の罪状を読み上げられ、ついに執行の時。
介錯を務めるのは、編笠で顔を隠した着流しの男。(あ…察し)
しかし、介錯人が刃を振り下ろした先は剣心の首ではなく、手首の縄。戒めを断ち切られ自由になる剣心。
なんと介錯人の正体は斉藤さんだったのだ!!(知ってた

うすいさん

ここで方治以下、十本刀の不良在庫(&雑兵)と、剣心・斉藤・左之助(&警官隊)のバトル勃発。
やっぱり在庫一掃クリアランスじゃないか!
特に台詞も紹介もなく、牙突一撃で瞬殺される宇水さんに吹きましたが、他の十本刀は戦闘シーンすらなく
警官隊にしょっぴかれる哀愁ただよう後ろ姿しかなかったので、割りとマシな扱いだったと言える。

●煉獄へ…!
原作では海に潜って奇襲を掛けてましたが、悠々と小舟に乗って煉獄に乗り込む剣心一行。
平和だなー。

●少しは強くなったようだね(震え声
原作では、志々雄のアジトで待ち構えていた二人ですが、実写版では煉獄の中で
剣心と左之助とにそれぞれ遭遇してバトルする展開に。

感情欠落により先読みを無効にし、目にも映らないスピードで斬撃を繰り出す縮地を持ち
原作最強の呼び声高い天剣・瀬田宗次郎。
京都大火編では新月村で剣心に土をつけており、遺恨も十分というこの二人。
先制の斬撃を交わし「ふぅん、少しは強くなったようだね」と余裕綽々の宗次郎。
これは壮絶なバトルが繰り広げられる…と思いきや

普通に剣心にフルボッコにされました。
「少しは強くなったようだな」的な発言をして、そのままワンサイドで負けたやつ初めて見たぞ。
原作では、圧倒的な強さで剣心を圧倒するも、心理戦で追い詰められ
瞬天殺を天翔龍閃で破られて敗北を喫しますが、特にそういった描写もなく普通に力負けしてました。
(最強の称号は)与えられねーわ。

●腕組みして黒T着たらラーメン屋
二重の極みを教えた師弟バトルでもあり、廃仏毀釈に纏わる悲劇的な過去描写もあり
また、それまで積み重ねてきた安慈の大物感もあり、原作屈指のバトルと名高い安慈戦。
がしかし、実写版ではそもそも二重の極み習得イベントがないので
謎の破戒僧がいきなり殴りかかってくるところからバトルスタート。
これ普通に頭にタオル撒いたヤンキーや!
決め技はくすぐりからのバックドロップ。何も言うまい。

志々雄真

●悪のカリスマ
遂に最終決戦。
宗次郎を破り、煉獄の船底で志々雄真と対峙する剣心。
さて、この実写版志々雄ですが、文句なしに格好いい。そして強い。

原作では最強設定に関わらず「剣心が真剣だったら瞬殺だった」「全財産の3/5を費やした鉢金」
「紅蓮腕(笑)」と強さに関しては散々な評価な志々雄。
かくいう自分も作者の「格好いい悪役を作りたい!」という想いが空回りして
実際の言動以上に不自然に持ち上げられているイメージなんですが
実写の志々雄は藤原竜也の怪演もあり、まさに悪のカリスマそのもの。
勝因はあんまり喋らないことでしょうか。喋れば喋るほど地金が露呈するのが世の常。沈黙は金です。
だけど内務卿との会談ではビシッと決めるところとか、要点を抑えている感じでとても良い。

そして強さ。
実写版志々雄の強さはまさに圧倒的。
CGバリバリの焔霊はともかくとして、一部の隙も与えず剣心を圧倒。
「真剣だったら…」などという言い訳を差し挟む余地を与えない強さ。
それどころか、途中で斉藤・左之助・蒼紫が駆けつけてきて、4人で1人を囲むという
主人公勢にあるまじき卑劣な手段に対しても、1人で4人を圧倒する驚異的な強さ。
それどころか、近くの火薬樽から火薬を掴みパンチを放つ実写版・紅蓮腕で
剣心以外の3人を瞬殺。強し強し強し強し!

剣心との一騎打ちになったところで、お約束通り天翔龍閃が炸裂して決着。
原作と同じく、タイムアップで燃え上がって死亡しました。
こんだけ強さを見せてくれれば「最強だけど天が味方しなかった」といっても納得ですね。
しかし、実写版・天翔龍閃は地味だな…。

●政治家の鑑
剣心と志々雄が煉獄内で戦っている最中に、外から砲撃でまとめて沈めに掛かる
我らが伊藤博文内務卿閣下。
政府にとって都合の悪いものは闇から闇へと葬る政治家の鑑。

志々雄を倒し、沈没する煉獄を脱出して、帰還する剣心一行。
卑劣な裏切りに対して、どんな弁明をするのかと思いきや
「人斬り抜刀斎は死んだ。ここにいるのは緋村剣心。サムライたちに敬礼!」と
都合のいいことを宣う内務卿閣下。人間の屑がこの野郎…。

左之助あたりが「俺達はお前の駒じゃねぇ!」とか言ってぶん殴ると思ったら…
何か感動的な音楽が流れてきました。
まさか、さっきのは感動的なシーンだったの!?(驚愕
っていうか、元々のんびりと余生を送っていた剣心を無理くり引っ張りだしておいて
今頃、人斬り抜刀斎は死んだ!はねぇだろ…。

●戦い、そして
神谷道場に帰り、緩やかな日常を送る剣心達。
そこで剣心が薫にプロポーズをして終幕。



総括としては、前述のとおり尺の関係で志々雄以外のバトルが薄味になった印象。
まぁ、実写化としては仕方がない判断だと思う。
2、3分でお涙頂戴の回想を挟まれて、さぁ感動しろ!と言われるよりは
志々雄の怒りだけに焦点を当てた今作の構成の方が妥当だと思う。

色々と不満点は残るけど、実写のポテンシャルを考えると
もし人誅編をやってくれるなら、やっぱり見に行きたいと思ってしまいますね。
でもやっぱり一番格好いいのは第一作の吉川晃司演じる鵜堂刃衛だなぁ。


【評価】
ストーリー ★★☆☆☆
アクション ★★★★★
土屋太鳳の生足度 ★★★★☆
蒼紫の場違い度 ★★★☆☆
悪のカリスマ度 ★★★★★
廃仏毀釈度 ★☆☆☆☆
伊藤博文の風評被害度 ★★★★★
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